分譲マンションに設置した電波障害対策用の共同アンテナを撤去しました。
地デジ化から約5年が経過しましたが、未だにこういった施設が多数残っているのが現状です。
当然撤去には費用がかかりますが、電波障害施設は電柱を借りて近隣家屋へ配線しているため、
電柱の使用料がランニングでかかっています。
また、施設を保持している以上、何か事故や故障があった場合は、オーナー様や管理組合様
の責任で対処しなければなりません。
実際の事例として、電柱に吊るしているケーブルが経年劣化で外れてしまい、
通りかかった車の上に落下するとういう事故がありました。
当然ですが、車の修理費用は全てマンションのオーナー様が支払いました。
そのオーナー様は事故をきっかけに、施設の全撤去を決断したそうです。
別の例としては、マンション屋上に設置したアナログの共同アンテナが隣の一軒家の屋根に
落下してしまい、屋根がほぼ全面破損してしまったという事故もあります。
こちらのオーナー様はこの事故があるまで、ご自分のマンションが電波障害施設を持っている
事自体認識されていなかったようです。(結構こういったオーナー様や管理組合様は多いです)
いずれにしても、いらない物は溜めずにすぐ捨てる事をお勧めします!