会社自体は私の父がやっていた会社でして、昭和62年に父が起こした会社なんです。そこで住宅用の階段昇降機をメインに扱ってた会社なんですね。私が大学卒業してからはそのままこの仕事に着くようになって5年くらいです。いろんな事情で1回ちょっと辞めて、普通のサラリーマンを、20年近くかな、15年くらいですかね、続けまして。父がこの会社をたたむという話しがあった時に、それであれば私が継ぐよということで引き継いだのが、約9年くらい前です。当初手がけていた階段昇降機と併用して、私がサラリーマンで培ってきたテレビのアンテナ関係ですね。そういうのを取り混ぜてやり始めて、今は防犯カメラっていう新たな柱ができたんですけれども。簡単に言うとそんな概略ですかね。
「各部門のこれから大事になってくるもの、力を入れていきたいもの」
そうですね、今当社のシェアをどんどんまかなってるのが、テレビのアンテナ関係がやはり7割、8割がアンテナ関係の仕事でまかなっているんですけれども、そんな中で当初からやっている階段昇降機、介護機器ですね。これはそんなに波もなく、毎年一定量の仕事をこなしている状況ですね。それと近年加わった防犯カメラ。特にアンテナシェアも高いんですけれども、できれば私的にはこの防犯カメラの受注をまだまだ伸ばしていきたいと思っている状況です。
そうですね、特に一戸建て住宅のアンテナ工事をやる会社っていうのが非常に多くてですね。裏を返せば価格の低価格化。価格競争に走っている面もあるんですね。なので、そこでどうしても強いのは大きい会社でして、中には全国規模でホームページで集客をしている会社なんっていうのは数社ありましてですね。そういう大きい資本の会社と同じ土俵で戦って行くのも、やはりうちみたいに小さい会社は不利なので、できれば大きい会社が手を出さない、具体的に言うと、アンテナ関係で言うとテレビの電波障害だとか、今で言うとマンション、ビルの昨年から始まっている4K、8K放送っていうのがあるんですけども、そういったことの改修工事にできるだけ労力を裂くようには考えている最中です。